結婚式で着用する花嫁のための着物

振袖は未婚の方が着用するものですが、一部例外として婚礼の時の花嫁の衣装として使われることもあります。
それは黒引き振袖と呼ばれるものです。
実は昭和初期くらいまでは婚礼のときの衣装としてはかなり定番だったそうですが、また最近になってから注目されています。
この黒引き振袖とは通常とは違い、かなり裾が長いのが特徴なのです。
すので歩くときには引きずらないようにするために自分の手で持たなければいけません。
しかもそのときには手を曲げずに持つのだそうです。
そうすると見た目にきれいになります。
写真撮影のときには引きずったままで撮影することもあるそうです。
基本的に真っ黒な生地で出来ていることが多いのですが、中には赤などのカラーのついているものもあります。
髪型もかつらではなく、成人式のときのような洋髪でも似合うので今の若い人人気なのかも知れません。
これから結婚される方はこのようなものもあるということを知っておくといいと思います。

振袖が着用できる年齢

振袖は一部では25歳までしか着用してはいけないとされていますが、実際にはどうなのでしょうか。
結婚式などに呼ばれた親族などは25歳を過ぎても振袖を着用することはよくあることですし、そのことが原因で非常識だと言われることはありません。
そこで色々と調べてみたのですが、基本は振袖は未婚の方のための衣装ですので年齢というよりも未婚であるか既婚であるのかということが重要なのだそうです。
ということは未婚であればいくつになっても着用できるということになります。
勿論似合わないのでしたら訪問着などにしてもいいと思うのですが、せっかく高いお金を出して購入したのですから、できるだけ長い間着用できるほうがいいかと思います。
長く着用するのでしたら、できるだけあまり奇抜なデザインのものは選ばないようにしたほうがいいかも知れません。
そしてあまりにも流行を追いすぎているものも避けたほうがいいです。
そうすると結構長い間着用できるかと思います。